こんにちは! とるこ風アイスです。
前回は「お金を増やす力」について書きました。
今回は資産形成の基本となる、「お金を守る力」について書きたいと思います。
お金を守る力
貯めた資産を減らさないためには「守る力」が必要です。
自分の資産を守るのは自分です。
借金、税金、手数料、いかにこれらから上手くお金を守るかが重要になります。
お金を守るためにやってはいけないこと
まず、お金を守るためにやってはけないことについて説明します。
借金
・リボ払い(借金)
まずはリボ払いを避けましょう。
一般的に、多くのクレジットカードで年利15.00%程度に設定されています。例えば、年利15.00%で10万円を1年間借りると、15000円の利息が発生します。銀行の利率が0.001%程度なのを考えると、非常に高いです。
リボ払いについて 引用元:JCBポータルサイト「リボ払いとはどんな返済方法?メリット・デメリットと注意点を解説」
・自動車ローン(借金・税金)
年利は2%前後のところが多いです。
リボ払いの15%に比べれば低いですが、普段の銀行預金金利に比べればとても大きい利子が課されます。
理想は一括購入です。また、自動車の購入によって多くの税金、費用が必要になります。
税金
・住宅ローン(借金・税金)
家は買った瞬間に資産価値は30%~50%低下すると言われています。
にも関わらず、借り入れたローンは変わりません。つまり資産価値の倍近い負債(住宅ローン)を背負うことになります。
住宅を買った瞬間に資産と負債のバランスが崩れ、負債超過になってしまいます。ずっと借金を返済し続ける人生になるのは、なんか悲しいですね…
手数料
・保険(貯蓄型)(手数料)
保険と貯蓄両方の機能を兼ね備えた商品です。しかし、こういった商品は中間手数料などが掛かってしまうため、貯蓄効率が良くないです。
また、解約時期が難しかったりします。その金額を月々の投資に回して、日々の病気に備えた方が、よほど効率的な備えと言えるのではないでしょうか。
・デイトレード(手数料)
投資と投機を理解する必要がりますが、デイトレードは投機になります。
当たり前ですが株式の売買には基本的に手数料が発生します。手数料は株式から得る利益から考えると小さいとして無視している方が多いですが、積み重なれば大きな額になります。
お金を守るためにやらなければいけないこと
次に、お金を守るためにやらなければいけないことをご説明いたします。
・支出の把握
まずは日々の生活における自分の支出を把握することが大事です。
よく分からないけど、気づいたら給料を全部使ってしまっている、という方も中にはいると思います。
そういう方は、まずは何にいくら使っているか書き出してみて下さい。お金を守るために、何にお金を使っているか、どの支出を抑えたらいいのか、まずは「見える化」しましょう。
光熱費の見直し、食費の見直し、人によってお金を使うところは変わってきますが、まずは自身が何にお金を使っていて、それが本当に必要な経費なのかよく考えてみて下さい。
資産形成において一番大事なことは「身の丈に合った生活をする」ことです。
毎月の家計簿管理にアプリの利用もおススメです!
・先取り貯金
給料の一定額(10%以上が好ましい)を自動的に貯蓄用の口座に回すようにしてください。
残ったお金の範囲内で生活すれようにすれば、非常にわかりやすく、そして安定してお金を貯めることが可能になります。
一般的には毎月のお給料の3か月分(30万円の人なら100万円程度)を貯めることを第一の目標としましょう。
逆にそれ以上のお金は、死に金の状態(預金口座にお金を置くことで、インフレなどでお金の価値が低下していってしまう状態)になってしまうため、投資に回すことをオススメします。
↓↓お金の価値が下がることについてまとめています。
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まとめ
どんなにお金を稼いでも、お金を増やすためには「お金を守る力」が重要です。
いかに日々の生活における借金・税金・手数料について対策するかが重要です。
これを機会に、いま一度ご自身の支出について見直してみましょう!
次回は、資産形成における基本的な5つの力「お金を使う力」についてお話ししたいと思います。
それでは今日はこの辺で、See you next time! Have a wonderful day!!